西東京教区は、1999年4月に日本基督教団の第17番目の教区として成立した新しい教区です。東京都の西部地域(中野区から西の町田、八王子、多摩地区にかけて)の教会が所属しています。
教区内の多くの教会は、戦後に開拓伝道によってでき礼拝出席者は50名前後で、アットホームな雰囲気を漂わせています。
また、教区は6つの地区に分かれ鉄道の沿線に地区を形成しています。戦後の困難な時期にそれぞれ教会をつくりあげていった歴史をもっているので、教会同士が横の連絡や助け合いをしながら活動をおこなっています。
宣教活動にあたっては、「伝道する教区」・「連帯する教区」・「社会に奉仕する教区」の3つの柱をもとに教区として各委員会を構成して取り組んでいます。
機関紙「西東京教区報」を年に3~4回程発行し、教区の活動、教会や新任牧師の紹介などを掲載しています。このホームページには、教区報のコーナーがあり、教区報のバックナンバーがあります。 » 教区報はこちら
その他、教区教会役員研修会、伝道協議会、全体研修会、中高生のキャンプなどを実施しています。
教区総会で選ばれた教区を代表する教区総会議長、教区総会副議長、教区総会書記の三人を「三役」と呼んでいます。
現在の三役を紹介します。
いわた まさみち 岩田 昌路 狛江教会牧師 | えとう みつひこ 衛藤 満彦 玉川教会牧師 | ぬのむら しんいち 布村 伸一 井草教会牧師 |
日本基督教団(United Church of Christ in Japan)は1941年6月24日に30数派のプロテスタント教会が集まり、合同しました。日本でキリストの福音伝道のために、それまで各教派が個別に行われていた宣教・伝道活動を合同しておこなおうという1940年に開かれた皇紀二千六百年奉祝全国基督教信徒大会の宣言と当時の軍事政権下における宗教団体法の影響下で成立しました。
戦時下とはいえ、平和と和解のために仕える教会が、アジアへの侵略戦争を阻むに至らず、結果的には戦争に協力したことについて1967年3月26日に、教団総会議長による「戦争責任告白」をおこないました。
また、戦後1972年に沖縄が日本に復帰するに先立つ1968年10月に日本基督教団と沖縄キリスト教団は合同し、再び一つの教団として今日にいたっています。なお、公式名称は「日本基督教団」ですが、教団内や一般的には、「日本キリスト教団」の名称を使用してもよいことになっています。(1968年の第15回教団総会にて承認)
西東京教区の機構は下図のようになっています。
各部・委員会名をクリックしていただくと、それぞれのPDFファイルが開きます。